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学校に行きたくないのは甘えなのか?不登校の原因・統計・その後の人生まで徹底解説

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1. 「学校に行きたくない」は甘えなのか?

「学校に行きたくない」という気持ちは、長い間「甘え」「努力不足」「根性が足りない」といった言葉で片づけられてきました。しかし近年、心理学・教育学・脳科学の研究が進むにつれ、この見方は大きく変わりつつあります。

人は強いストレスや不安を感じると、脳の扁桃体が過剰に反応し、「危険を避ける行動」を優先します。これは怠けではなく、生存本能に近い反応です。
つまり「学校に行きたくない」という感情は、多くの場合心身を守るためのサインであり、単なる甘えとは言えません。


2. 不登校はどれくらい増えているのか(統計データ)

近年、日本では不登校の児童生徒数が大きく増加しています。文部科学省の調査によれば、小・中学生の不登校者数は過去最多を更新し続けています。

年度不登校児童生徒数(概数)
2010年約12万人
2019年約18万人
2022年約29万人

この増加は一時的な現象ではなく、社会構造や教育環境の変化を反映した長期的トレンドと考えられています。


3. なぜ不登校は増えているのか

不登校増加の背景には、単一の原因ではなく複数の要因が重なっています。

  • 学校での人間関係の複雑化
  • SNSによる比較・誹謗中傷
  • 成績・進路への過度なプレッシャー
  • 家庭環境の変化
  • 「正解の人生モデル」が見えにくい社会構造

特に近年は、「頑張れば報われる」という成功モデルが揺らぎ、将来への不安を強く感じる子どもが増えています。


4. 学校に行きたくなくなる主な原因

不登校の原因は一人ひとり異なりますが、代表的なものを整理すると次のようになります。

心理的要因

  • 不安障害・抑うつ傾向
  • 完璧主義・失敗への恐怖
  • 自己肯定感の低下

学校環境要因

  • いじめ・孤立
  • 教師との関係
  • 校則・評価制度への違和感

身体的要因

  • 起立性調節障害
  • 慢性的な睡眠不足
  • 頭痛・腹痛などの不定愁訴

重要なのは、「理由がはっきりしない不登校」も珍しくないという点です。言語化できないストレスが積み重なっている場合も多くあります。


5. 不登校のメリットとデメリット

不登校はネガティブに捉えられがちですが、側面を分けて考えることが重要です。

メリット

  • 強いストレス環境から離れられる
  • 自分を見つめ直す時間が持てる
  • 別の学び方・生き方を探せる

デメリット

  • 学習の遅れが生じやすい
  • 社会的孤立感が強まる可能性
  • 自己否定感が深まるリスク

不登校そのものが問題なのではなく、孤立した状態が長期化することが最大のリスクだと指摘されています。


6. 不登校のその後の人生はどうなるのか

「不登校=人生が終わる」というイメージは事実ではありません。実際、不登校経験者の中には、大学進学・起業・専門職など多様な進路を歩む人が数多くいます。

一方で、支援や理解がないまま孤立が続くと、社会不安や自己評価の低下につながるケースもあります。
分岐点となるのは次の2点です。

  • 安心できる居場所があるか
  • 学びや社会と再接続できる機会があるか

7. 親や身近な人ができること・すべきこと

周囲の大人の関わり方は、回復プロセスに大きな影響を与えます。

できること・すべきこと

  • 話を遮らず、評価せずに聞く
  • 「学校に行く/行かない」を急いで決めない
  • 学校以外の居場所を一緒に探す

しない方が良いこと

  • 他人と比較する
  • 原因を一方的に決めつける
  • 「そのうち治る」と放置する

「正しい答え」を与えるよりも、安心して立ち止まれる環境を整えることが重要です。


8. 本人が意識したい考え方・やっていいこと

不登校の渦中にいる本人は、自分を責めやすい状態にあります。

意識したいこと

  • 今つらいのは「弱いから」ではない
  • 回復には時間差がある
  • 人生は学校だけで決まらない

しないほうがいいこと

  • 将来を一気に決めようとする
  • 他人の成功と自分を比べ続ける
  • 自分の価値を成績だけで測る

9. 学校以外の学び方という選択肢

現代は、学校以外にも多様な学び方があります。

  • オンライン学習
  • 自分のペースで進められる資格学習
  • 興味分野に特化したスキル習得

「学び=教室」という固定観念から離れることで、再び前に進める人も少なくありません。


10. 学びを止めないことが、未来の選択肢を広げる

不登校の経験があると、「もう取り戻せない」「周りより遅れてしまった」という感覚を抱きやすくなります。しかし、心理学や教育学の研究では、学習成果はスピードよりも「継続できる環境」に大きく左右されることが分かっています。
重要なのは、完全に止まることではなく、自分に合ったペースで学び続けることです。

不登校は「終わり」ではなく、「立ち止まって考える時間」です。

また、不登校を経験した人の中には、「なぜあの時あれほど苦しかったのか」「自分の心はどうなっていたのか」を理解したいと感じる人も少なくありません。
その過程で、心理学やメンタルケア、対人支援に関心を持つようになるケースも多く見られます。

心理学系・メンタルヘルス系の資格や知識は、

  • 自分自身の理解につながる
  • 不安やストレスとの付き合い方を学べる
  • 将来的に人を支える仕事にも活かせる

という点で、「回復」と「将来」を同時に考えられる学びの分野です。

DailyDrops では、英語や資格試験対策だけでなく、こうした心理学・メンタルケア系の学習コンテンツも、自分のペースで進めることができます。
完全無料で利用でき、サイト運営費の一部をユーザーに還元する共益型の学習プラットフォームです。
誰かと競わされることも、急かされることもありません。

学びは、誰かに証明するためのものではありません。
自分を理解し、自分の人生を少しずつ前に進めるためのものです。

学校に行けなかった時間があったとしても、
「学ぶ力」そのものが失われることはありません。

あなたのタイミングで、あなたに合ったテーマから。
DailyDropsは、その再スタートを静かに支える場所でありたいと考えています。

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